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ジャンプフェスタ2024にて行われたトークショーのオフィシャルレポートが到着!!

この度、12月16日(土)、幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2024」ADKエモーションズブースにてトークショーが行われ、ステージ1回目にはコスプレイヤーのえい梨さんと篠崎こころさん、ステージ2回目には『2.5次元の誘惑(リリサ)』、通称『にごリリ』に出演する榎木淳弥(奥村正宗役)、前田佳織里(天乃リリサ役)、鬼頭明里(橘美花莉役)、山根綺(753♡役)、コスプレイヤーのえなこが登壇。

ここではステージ2回目についてのレポートをお届けする。

2019年よりマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」にて配信中の橋本悠による漫画をアニメ化する本作。2次元のキャラクターであるリリエルを愛する平凡な男子高校生・奥村正宗が、リリエルを愛し「リリエルになりたい」という新入生の天乃リリサと出会うことから物語がスタートする。この日は、えなこがリリエルのコスプレを披露。キャスト陣からも「かわいい!」「羽もすごい!」など再現度やかわいさを絶賛する声が次々と上がり、「うれしい」と目を輝かせたえなこは「リリエルのスカートを再現するために、スカートの前と後ろの長さが違うんです」とこだわりを語っていた。

ステージでは、えなこが本作の公式アンバサダーに就任したことが発表された。会場からも大きな拍手が上がる中、これから『にごリリ』の魅力を宣伝大使として発信していくことになったえなこは「プレッシャーもある」としつつ、「コスプレを題材とした作品に、作品の顔となるアンバサダーに選んでいただけるなんてコスプレイヤーとしてとても光栄です。一緒に魅力をお伝えしていけたら」と喜びと共に意気込みを口にしていた。

この日はたくさんのファンが集まったが、登壇者もそれぞれが『にごリリ』の魅力をたっぷりと感じているという。漫画研究部の部長を務めるオタク男子、奥村役の榎木は「コスプレが題材ではあるんですが、かわいいだけではなく、ストーリー展開が熱い。アフレコをしていても、泣けるシーンがある」とコメント。漫画やアニメが好きなオタク女子・リリサ役の前田も「ジャンプの魂が詰まっている」と熱血ぶりに魅力を感じているとのこと。前田は「みんなが心の中で戦っている。心の声の描写に泣く。魂が震える瞬間がたくさんある」と、かわいらしさと熱い展開の「メリハリが効いているところが魅力」だと続けた。

そしてリリサのクラスメイトで、人気モデルである美花莉役の鬼頭は「オタク心をわかっている。細かく描かれる小ネタがわかると自分も気持ちがいいし、笑えるし、面白い。『これがわかる自分、やっぱりオタクなんだ』と思ったりする」とにっこり。プロのコスプレイヤー、753♡役を演じる山根は「それぞれの人生を深掘りしてくれるところ。キャラクターがどのような人生を歩んできたのかが、きちんと描かれている」と人物描写に触れ、「『この子が好き』という、推しができる」とキャラクターに注目。「コスプレイヤーとして共感できる」と切り出したえなこは、「コスプレの上部だけを描いているのではなくて、コスプレイヤーさんによっては『キャラが好き』『自分以外のいろいろな人になれる』とか、『なんとなく始めた』という人もたくさんいると思う。そういった人たちを受け入れる優しさを感じました」と熱を込めていた。

それぞれキャラクターも個性的とあって、「推しキャラ」について盛り上がる場面もあった。えなこは「753♡です!」と声を上げ、「抱えている悩みなども、私とそっくり。私のことを見てかいているのかと思ってしまう。私の人生を見てきたでしょう!と思うくらい共感できる」と753♡への愛をあふれさせると、山根は「うれしい!」と大感激。その山根は「一途な美花莉は応援したくなる。不器用なところもかわいい」と目尻を下げ、鬼頭も「私は美花莉役だからとかではなく、漫画を読んでいた時から美花莉が大好き。幸せになってほしい」と並々ならぬ愛情を傾けた。前田は「リリサは大好き」と前置きし、「アリアちゃん。ギャルが好き」と回答。登壇者や観客の注目が集まる中、榎木は「ぶっちゃけ、かわいいのは美花莉。健気すぎる。でもリリサもかわいいんだよな」と悩んでいた。

気になることがたくさんある様子のえなこは、「アフレコ現場の様子はどうですか?」と質問を投げかけた。前田は「すごくアットホーム。ものすごく仲がいい。収録現場に行くのが楽しみ」と本作の部室のように、和気あいあいとした現場だと紹介。またえなこが「演じるキャラクターに似ている部分はありますか?」と尋ねると、榎木が「奥村は、部室で女性に囲まれている。僕も意外と、女性の中にも入り込める。女子会にも一人で行ける」、山根も「私はオタクなところが似ている。早口になってしまうところも似ている」と話して、それぞれの告白に周囲も大笑い。美花莉のことが大好きなだけに「似ているところなんておこがましい…」と謙虚に話した鬼頭については、前田が「面倒見の良さは似ている」と太鼓判を押していた。

また『にごリリ』のスマートフォン向けゲーム『2.5次元の誘惑(リリサ)天使たちのステージ』、略称『リリステ』がリリースされることも報告された。同ゲームでは、鋭意制作中のTVアニメで描かれる熱血青春ストーリーと奥村正宗や天乃リリサ、橘美花莉などお馴染みのキャラクターたちによる会話劇を再現。それぞれのスマホをステージに、リリサや美花莉たちがコスプレをした“2.5次元”のキャラクターがどんな活躍見せてくれるのか期待がかかるが、登壇者陣も「誰を育てたいか」と話に花を咲かせていた。

最後に榎木は「作画もとてもきれい。キャラクターたちがとても生き生きと描かれているので、絵力にも注目してほしい」、前田は「テンポがよく、泣けるところは泣けるし、熱くなるところは暑くなるし、笑えるところは思い切り笑える。素敵な作品になっています」、鬼頭は「アニメ化して声と動きがついて、より熱いものに仕上がっている。ぜひその熱量を感じ取っていただけたら」とアピール。山根は「原作に忠実に、原作をとても大切にしながら作っています。安心してください!」と原作ファンに呼びかけ、えなこは「作品が愛されるのはもちろん、コスプレも愛してもらえたらもっとうれしいです。リリエルが大量発生したらいいなと思います」と笑顔を見せると、会場からも同意を表現する大きな拍手が上がっていた。