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9月15日(日)に開催した TVアニメ『2.5次元の誘惑』 「第2回アニメ上映会 もっと!『にごリリ』の沼に 落とそうの会(昼の部)」 オフィシャルレポート到着!

9月15日(日)に、浅草橋ヒューリックホールで開催され、榎木淳弥さん(奥村政宗役)、前田佳織里さん(天乃リリサ役)、鬼頭明里さん(橘 美花莉役)、鈴代紗弓さん(ノノア役)、渡部紗弓さん(喜咲アリア役)、山根 綺さん(753♡役)が登壇した「第2回アニメ上映会 もっと!『にごリリ』の沼に落とそうの会(昼の部)」のオフィシャルレポートを公開!

【以下、オフィシャルレポート本文】
先日、TVアニメ『2.5次元の誘惑(リリサ)』の第11話が放送され、第1クールも残すところ1話となったところで行われた「第2回アニメ上映会 もっと!『にごリリ』の沼に落とそうの会、昼の部」。放送開始前(2024年6月)には第1回が行われたが、会場には、すでに沼にハマっているであろう、たくさんの観客が集まっていた。MCの堀口弥生さんに呼び込まれて登壇したキャストの6人。「皆さんを“もっと”沼らせる自信はありますか?」と聞かれた前田さんは「自信ですか? ありますよ!」と余裕綽々。「最近のオンエアが激アツ回だったので、いっぱい語りたいんです! なので皆さんを、さらに沼に引きずり込もうと思います!」と意気込む。また、この上映会に初参加となる山根さんも、今回登壇できたことを喜んでいた。

イベントは早速、第1クール振り返りのコーナーへ。まず、ここまでの全体的な感想を聞かれたキャスト陣。

「毎週映像がきれいに作られているので、コスプレのシーンはテンションが上がります」と榎木さんが語ると、カラコンを入れる描写など、コスプレをするまでのところもしっかり描かれていることに感心していたという前田さん。絵の説得力がすごく、スタッフの作品愛を感じるシーンがたくさんあったと語っていた。

だいたいリアタイをしているほど『にごリリ』が毎週の楽しみになっているという鬼頭さんは「漫画で味わった感動をそのままに、アニメならではの表現で描かれているから、毎週いいなぁと思いながら観ている」と話していたし、山根さんも「泣くシーンが結構あるんですけど、そこがすごく人間らしいんです! 感情をぶつけて自分と向き合うシーンが多く、そういうところの演出や作画が素晴らしいですし、キャストが泣いているのを見ると、私も泣いちゃうんです」と、アニメの良さを語っていた。

第1クールではまだ登場していない鈴代さんと渡部さんも、放送を楽しみに観ていたのだという。

「原作のときから言葉の持つ力が強いなと感じていて。声優である私でも、自分に当てはまる言葉が本当に多くて、ボロボロ泣きながら読んでいたんです。アニメでは演出と音楽、そして皆さんのお芝居が胸に響きまくりでした。この作品は、観たあとの余韻も長くある作品だと感じていて…始まる前のワクワクと終わったあとの浸れる感じが楽しみになっていました」と熱く話す鈴代さん。
渡部さんも「収録に参加していないものを観ていたので、(原作と照らし合わせながら)このシーンは(アニメでは)こんな風になったんだ!と思いながら観ていました。私は面白シーンも大好きで、いろいろと細かい発見をしていました。毎週金曜日にアニメを見て、土曜日に(アプリで配信された)漫画を読むという時間を楽しみながら、皆さんの感想もSNSで見ていました」と、ファンと同じ気持ちで第1クールを楽しんでいたと話していた。

また、TikTokのダンス動画にも使用され話題となっていた第1クールエンディングテーマ「Watch Me」については、踊ってくれている動画も見ていたそうで、歌っている鬼頭さんと前田さんもバズっていることを喜んでいた。2人共、カップリングの「逢い合い傘」もお勧めだそうで、リリサと美花莉の激オモ感情を歌っているので、2曲合わせてたくさん聴いてほしいと伝えていた。

ここからは、それぞれがセレクトした、これまでで特に思い入れのあるシーンを上映していく。コメンタリー状態でわいわいと見ながら(※真面目に見ると泣いてしまうため)、その後、選んだ理由について語っていく。

まずは榎木さんが「まゆりの回想で、753♡が誹謗中傷を読んで泣いているシーン」(第10話)をセレクト。職種は違えど、評価をされる仕事に就いているという意味で、悔しい思いをすることは多いと、753♡の気持ちに共感していた。「悔しいときは、(753♡)みたいな顔になっちゃいますよね」という榎木さんの真顔でのボケに、「ホントに?」とすかさずツッコむ鬼頭さんに、チームワークの良さを感じた。
続いて、前田さんと鈴代さんが「リリサのコスを見つけた奥村がリリサへ駆け寄って、何のためにコスプレをするのか熱く語るシーン(第9話)をセレクト。2人共、奥村先輩の言葉が強く心に刺さったそうで、自分自身に向き合うようにさせてくれた彼のセリフと、そういう言葉が交わせるようになった2人の絆に感動していた。さらに「榎木さんのお芝居が良すぎです!」と前田さんが絶賛すると、榎木さんも少し照れながら「相手がいなかったらたぶん出来ていなかったと思う」と応えていて、キャスト間での絆も確かなものになっていることがわかった。

鬼頭さんが選んだ「美花莉の『妹じゃダメなんだよ!!』のシーン」(第3話)は、コミカルなシーン。「漫画で読んでいたときから声を出して笑っていたくらい大好きなシーンだったので、アニメでよりテンポ感良く再現されていたのが、面白いなと思いました」と鬼頭さん。リリサの鈍感さが出ている芝居も大好きだそうで、「めちゃくちゃ察しの悪いリリサが可愛いんです!」と語っていた。

渡部さんは「マギノが奥村を諭すシーン」(第9話)をセレクト。奥村やリリサを支えるキャラクターの活躍もかっこいいので、そういうシーンを共有したかったのだという。マギノは2人と奥村やリリサと年齢が近いこともあって、だからこそ寄り添えるところもあるし、言えることもあるのだと話していた。

そして山根さんは「まゆらやリリエルに感化されて、自分の過去と向き合い答えを出した753♡のシーン」(第10話)をセレクト。映像を見ながら、かっこいい753♡を絶賛していた。ほとんど753♡がモノローグで話していた第10話Bパートは、気持ちも入ったそうで、一発OKだったアフレコエピソードや、753♡が「もうひとりの自分と思うくらい近い存在。自分に一番似ているキャラクター」であり、「753♡に出会えてすごく良かった」と熱弁していた。

熱く語らずにはいられない『にごリリ』の第1クールの振り返りを終えると、第2クールの最新情報を公開していく。ここでは、第2クールオープニングテーマ「ツギハギの翼」をそらるが担当することと、第2クールテーマ「Release Sign」を、前田さん、鬼頭さん、鈴代さん、渡部さんの4人で歌唱することが発表された。

今回は「Watch Me」とは違ったベクトルの、しっとりとした楽曲なのだという。第13話の放送後に配信されるので、4人のキャラクターソングも楽しみにしていてほしい。さらに新キャラクターである日枯陽一の声を、諏訪部順一さんが担当することも発表された。

そして、第2クール「夏コミ編」の模様を描いたPVを上映したあとは、「沼に落とそうの会」恒例の、先行上映がスタート。第1回目もかなり先の話数の上映となったが、第2回もかなり先の第19話と第20話を上映!

「先行しすぎている!」というツッコミが再び飛んでいたが、「でも、うちらが活躍するのは、この話数じゃないと!」と、鈴代さんと渡部さんは、むしろ喜んでいた。その後、オープニング/エンディングテーマも入った、第19話と第20話が上映され、第1クールと変わらない、高いクオリティの激アツエピソードを、会場限定で楽しんでいた。

上映後は、キャスト陣の第19話~第20話話限定の推しシーンをセレクト。それについて語っていくアフタートークが行われ、最後にキャスト陣から、『にごリリ』に対する熱い想い、そしてファンへ感謝のメッセージが贈られ、「リリエル~」「爆破ー!」とみんなで叫んで、イベントを終えた。

キャスト陣からのメッセージは以下の通り。

「第2クールが始まって、ここからノノアとアリアが登場します。皆さんの応援が、原作やアニメの後押しになっていくと思うので、(これからも変わらず)熱い熱量で、どんどん応援してくださればと思います。いつか、イベントで挨拶をするときに『やっほぴー!』って言いたいんです。でもアニメでアリアが登場したあとにやりたいなと思っているので、またこういうイベントの機会があれば、来てくれたらとっても嬉しいです」(渡部紗弓さん)

「今日は沼に落ちてくれましたか? 第1クールの振り返りでシーンを選ぶにあたって、あらためて放送されているところまで一気見したんですけど、やっぱり涙が止まらなくて。感情を大きく揺さぶられる素敵な作品に携わらせていただけて、嬉しいなと思っています。ノノアちゃんの登場はこれからなので、今日観ていただいた第19話~第20話にどう繋がっていくのかを楽しみにしながら観ていただければと思います」(鈴代紗弓さん)
「753♡のことを考えると泣いてしまうくらい、私は彼女に似ているという話をしたんですけど、お気に入りシーンを選ぶときに見返していたら、何度見ても同じところで泣いてしまうんです。だから不思議な力がこの作品にはあるんです。アフレコをしたのは、かなり前なんですけど、そこからすごく力を入れて絵を描いてくださったんだなと感じました。SNSなどで、すごく良かったという感想を見ると、頑張って良かった、皆さんに彼女たちの頑張りや想いが届いて良かったと思うので、これからもたくさん感想をつぶやいていただいて、それが作品を作ってくださっているクリエイターの方々にも届くといいなと思っています。これからも『にごリリ』の応援を、よろしくお願いします」(山根 綺さん)

「『にごリリは』、原作のお話が本当に面白くて泣けるんです。今日振り返ったシーンだけ観ても、登場人物たちが泣いているシーンがすごく多かったと思います。でもそのくらい、彼女たちは本気で取り組んで、悔しい思いをしてきているんですよね。それが伝わってくるからこそ、こっちも泣けてしまうんです。私も泣かされっぱなしで、アニメをいちファンとして楽しんでいました。ここからさらにギアが上がって、すごく良い話が繰り広げられるので、アニメの放送を私と一緒に楽しみにしてもらいながら、最後まで駆け抜けてくれたらいいなと思っています!」(鬼頭明里さん)

「第1回のイベントのときに、『にごリリ』の輪を広げていきたいです!と言ってから、仲間も増え、好きという気持ちを共有できる素敵な作品になってきているなと思います。原作からすでに素敵で、最初にリリサを演じるとなったとき、これは私も熱くならなければ!と思ったんです。大げさな言い方をすると、自分の声優人生の中で、リリサを演じられて、こんなに幸せなことはないなと思いました。この物語に出会えて幸せだし、この座組でみんなとお芝居が出来ていることも幸せです。みんなが青春を全力でやっているからこそ、私も青春を一緒に体感させてもらえていると思います。その熱量が伝わっていればと思うし、第2クールも見どころだらけなので、ずっとついてきてくださればと思います」(前田佳織里さん)

「この作品は、スタッフさんの作品に対する愛がものすごく強いんです。それは絵を描いてくださる方はもちろん、宣伝プロデューサーも、『にごリリ』は本当に面白いから、いろんな人に観て欲しいといつもおっしゃっているんです。その結果、多くの人が集まってくれているし、本当に良い評判をいろんな方から聞いたりしています。『にごリリ』の輪はすごく広がっていると思いますので、第2クールも、さらに輪を広げていけるよう、皆さんのお力を借りてもっともっと盛り上げていけたらと思いますので、引き続き応援をよろしくお願いします」(榎木淳弥さん)